飛んでイスタンブール 光るCDGにゴール

ブログもアップしないまま、あっという間にジャポンに帰ってきてしまいました。

帰国後即仕事、そのまま9連勤という、ワーカホリックっぷりを遺憾無く発揮しているため、本当にフランスに旅してたのかすら自分でも疑うレベルです。

でもまんまと風邪をひいてしまいました。フランスよりも日本の乾燥が厳しい…!

ではちょっとずつ旅を振り返ってまいります。記憶が失わなれないうちに!


3年ぶりのフランス。
エールフランスに乗ることばかり考えていたけれど、一向にサーチャージが下がらないので、今回は金額でターキッシュエアラインにしました。

朝9時45分成田空港発という、なんとも格安チケットらしい時間帯のフライトゆえに、ほぼノン睡眠で空港へ。

こんなに早朝のフライトなのに「4時間前を目安に空港にいらしてください」なんてチケットに書いてあるものだから、真面目に皆さん並んでいたけど、ターキッシュのチェックインカウンターが開いたのは結局6時半くらいでした。

「絶対に成田空港に着いた時点で号泣しちゃう」なんて思っていたのに、前日寝てないのもあって、まるで夢でも見ているかのようで全く実感がなさすぎ。だから全然泣けませんでした。

空港デッキに出てみたらそれはもう現実味ゼロ。ふわふわ浮いてる感じ。

そんなこんなでぼーっとしていたら、セキュリティチェックに長蛇の列が。免税店楽しみたいのに!

空港の中は何もかもがキラキラしてた。まぶしかった。
自由に旅することができなくなって、忘れていたこの空港の雑多な感じ。

浸っている時間もなく、知っている人に絶対会いたくない”廃人スタイル”で飛行機に乗り込むのでした。

初めてのターキッシュエアライン、アメニティがエコノミーとは思えないくらいしっかりしてるし、オンデマンドでフランス語選べるし、良い感じです。
航空券を買った当初は「3列占領して爆睡」を夢見ていたのに、満席!!イスタンブール終着の方というよりは、経由してヨーロッパに行く人が多いみたい(なんとなく周り見渡してガイドブック見えた感じでの推測)

アメニティの写真撮ったら離陸前に爆睡していた。

なんだかいい香りがしてきたので目が覚めた。一食目が軽食で、焼きうどん的な何か&ひじき。

「ターキッシュはアルコール飲み放題」なんて、「まさかw」って思ったけど本当にすごかった。
調子に乗ってビールもワインもたくさん飲んだ。酒肴がおにぎりしかなかったので、おにぎりをひたすら食べた。

途中でワインをいただきに行ったら
「あ?あんだって?もう一回言って。私今寝起きだから。え?ワイン?トルコとフランスどっちだ?」(日本語話してくださった)と、寝起きのCAさんが志村けんのヒトミばあちゃんみたいになってて面白かった。

軽く寝てたら二食目。サーモン美味しかったー!まさしく食っちゃ寝。多分もうここで2kgは増えた。

そしてコロナ禍以降、最初の海外!イスタンブール!!

何も考えずに好奇心だけで緑色のお菓子とレモネード頼んでみたけど、日本円に換算してみたら1500円もした。きゃー!貴族のお菓子!!美味しいけど甘ーい!ここで1kg増えた。

パリまでのフライトまで2時間以上あったので、2時間のWifiを5ユーロで買った。

だだっ広いイスタンブールの空港歩き回ったら疲労がどっと出て、危うくパリ行きの飛行機に乗り遅れるところでした。

パリまでは3時間半のフライト。機内食は「チキンorパスタ」というよくわからない選択肢だったのでパスタを選んだら、ハズレでした。

ああ、ついにきた、この時が。フランスに到着です!!

この3年間、何度夢に見たことか。今もまだ夢のようだけれど。

そしてターミナル2に着くのかと思ってたらターミナル1で(詰めが甘い)、これもまたなんだか夢心地。

着いていきなりパスポートコントロールに警察が一人しかいなくて、あまりに遅くて怒鳴り出す人がいたり、列に割り込まれたり、その割り込まれる様子を見て「ダメですよフランスではもっと図太く行かないと!」と若者に注意されたり、と、早速洗礼を受ける。

さて、無事に荷物を受け取ったらもう23時過ぎ。

宿泊先のCité UniversitaireにはB線が直通しているけど、流石に深夜にアジア人女一人でB線に乗るなんて自殺行為。

貧乏旅だけど、ここはケチらずにタクシーに乗ることにしました。
空港のタクシー乗り場から、正規タクシーに乗れば左岸:58ユーロ、右岸:53ユーロでつけます。

最初にメーターを58ユーロ(定額)に運転手さんがセットしたのを見て安心。
さあ、しばし寝ようかな、と思ったら

「せっかくこうして出会ったのだから、会話しよう!」

と運転手さんに言われ、最初は「どこに住んでるのか」「日本は僕の妻も好きでねえ」なんて普通の会話だったのに、イントロが終わるともうアラビア語がいかに素晴らしい言語かという演説を延々と聞かされるという、これもまた洗礼を浴びる。

そんなこんなで、ただ移動だけで終わってしまった、旅の1日目。